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 ジュマのワークショップ
 対象:大学生から大人
 先着 30名  ※要・事前申込ジュマネット事務局まで

 ジュマ・ネットでは、バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯で起こっている紛争を具体的な事例として、民族対立や紛争の構造、感情、解決方法を考え、より深い紛争理解のための参加型ワークショップを制作しています。

 チッタゴン丘陵地帯で起こっている問題は他の国で起こっている紛争課題と共通しており、決してこの地域だけの特別な問題ではありません。ワークショップはまだ未完成ですが、多くの皆さんに体験していただくことで、完成度がより高まることでしょう。ぜひご参加ください!

 

平和学習ワークショップ
「ジュマのワークショップ(仮称)」途中報告
2005.10.16

■ なぜワークショップ?

 そもそも、なぜジュマ・ネットで「ワークショップを作ろう」ということになったのか簡単にご説明します。写真これまで、チッタゴン丘陵地帯で起こっていることを日本で人々に伝えようとした時にいくつかの点が気になりました。1つは、その内容があまりにも辛く重い内容であることから、かえって距離を置こうとする反応を引き起こしてしまうこと。2つ目は、問題が遠い場所で起こり、あまり自分と関係ないことのように感じさせてしまうこと。そして3つ目に、「聞く人」になってしまうこと。これは情報を受け取るだけの状態で、実は何かを変えるためにその人にも出来ることがある、ということに気づいてもらえない状況のことです。 

 実際、チッタゴン丘陵の紛争を解決し、平和をつくることを市民が難しく感じるのは無理もないことだと思います。それに今、世界で起こっている紛争に日本人としてどう関わっていくことが出来るのか、平和のために何が出来るのか、考えたり学ぶ機会は多くはないと思います。

 参加型の手法をとることで、教科書を読むように頭で理解して終るのではなく、現地で起こっていることを追体験することで、気持ちや感情を伴いながら、「これはひどい、何とかならないか」と思うことが出来れば、大きな一歩になると思いました。


■呼びかけ

 参加者はジュマのことを知らなくても、開発教育の専門家でもなくとも、「新しいものを作りたい」という気持ちがあれば大歓迎。写真一緒におもしろいものを作りましょう!という呼びかけでチラシやメールマガジンを通して募集しました。
 おかげでジュマ・ネットの会員さんから、初めてジュマのことを知る大学生まで、約20名の方が参加してくれました。

■制作のプロセス
 
 さて、2005年7月からの5回の学習会では毎回講師を招いて、いくつかのワークショップを体験しました。内容は、ワークショップの手法を簡単に色々紹介してもらったり、チッタゴン丘陵の紛争の構造についての講義、絵本を使ってフィリピンの慰安婦問題を考える「戦争と女性」、パレスチナのフォトランゲージ、そして「被」入植者(カナダの先住民族)の立場を体験する「宇宙人がやってきた!」。毎回とても充実した内容だったと思います。5回の学習会を経て、チッタゴン丘陵のことを伝えるのに、どのようなワークショップの手法を使ったらよいのか、イメージ作りやヒントとしても、大変勉強になりました。
しかし、週に1回というハイペースで学習会を行ったために、参加したくても出来なかった、という人もいて、この点はもっと余裕をもったスケジュール作りをすべきだったと反省しています。
 
 8月に入り、かながわ開発教育センターの木下さんのアドバイスのもと、「誰を対象に、どんな目的で、誰が、いつ何時間くらい使うのか」を決めながら、各自でワークショップ案を持ち寄り、どんどんアイディアを出してみました。それらを元に、数名で平日の夜に集まって話し合い、分担しながら一生懸命に作った「たたき台」があっさり、壊れ(?)、また全然、違う形のたたき台になってみたり・・・・試行錯誤の時期でした。
 
 9月には大まかな骨格が決まってきていました。写真8月の試行錯誤は無駄ではなかった!連休中には11名が朝から夜まで早稲田奉仕園の会議室で、「あーでもない、こーでもない」とイス取りゲームをやってみたり、皆でお弁当を買いに行き、ご飯を食べながらわいわいおしゃべりをして、発想を膨らませたり・・・。この集中合宿のおかげで、ワークショップ作りに、明るい見通しが立ったのです!

 そして10月。8月以降は、2週間に1度のペースで、学習会を続けています。ワークショップ制作メンバーはそれぞれ仕事や学業があるにもかかわらず、たまに欠けたりはしても、ほぼメンバーが毎回揃い、その熱意と集中力には、主催者である私たちも正直驚いています。
 内容は約3時間のワークショップを「起・転・結」の3つにわけ、それぞれ「楽しく身体を動かしながら、得体の知れない不平等感を味わう、ゲーム要素を取り入れたアクティビティ」「チッタゴン丘陵の問題を学ぶアクティビティ」「未来につなげる希望のアクティビティ」として、一つ一つのアクティビティの内容をつめていきます。(ワークショップはまだ制作途中ですので、詳細は、まだ後のお楽しみに・・・!)


■ チッタゴン丘陵より、ジュマの人々を日本へ

 このような感じで進んできたワークショップ作りですが、11月のチッタゴン丘陵よりのジュマのゲスト3名の来日に合わせて、試作発表をやります。ぜひ沢山の方々にこのワークショップを体験してもらい、感想を聞かせてほしいと思います。それによって、ワークショップも改良を重ねて、ますます楽しく、(時には悲しく?)チッタゴン丘陵地帯で何が起きているか学ぶことが出来るようになります。ひいてはそれが、世界で起きている沢山の紛争の中に共通点を見出すことになるかもしれません。平和に向けて、私たち日本人に何が出来るかを考えるチャンスとなり、世の中に変化を起こす、小さな一歩になるかも知れません。
そんなワークショップになるように、、、ぜひこれを読んでいる皆さんにも、ご参加お願いしたいと思います。

 

ジュマの人の声に耳を傾け、ともに語り、一緒に考えてみよう。バングラデシュで命と土地が奪われ続けています。そこで起きている紛争とは・・・平和への道のりとは?

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